韮崎の家

周辺のよい景色を取り入れた家

担当設計者 Eri Isaka

人の視線を気にせず開放できる庭側に設けた大きな窓と、吹抜けの窓とで、「隣地の葡萄畑の緑と南アルプス」の周辺のよい景色を取り込み、自然光は「吹抜け」を介して「上下階のリビング」へ導かれるような計画としているため、とても明るい空間となっています。

「隣地の葡萄畑の緑と南アルプス」を眺められるバルコニーは、室内からの景色を遮らないように、木の手すり・手すり子でできた見通しのよいつくりにしました。

ちなみに仕上げの塗装はお施主さん施工。とてもきれいです。

玄関とキッチンの双方からアクセスできるパントリーは、靴の収納・日用品のストック・リビング側へ見せたくない電化製品の格納・日常の出入口など、上下足でのアクセスができる強みが最大限に生かされています。 室内は仕上げをせず、下地のままとすることで、棚の増設がしやすく、将来の生活スタイルの変化にも柔軟に対応できる作りにしています。

お施主さんの要望

・隣地の葡萄畑の緑と南アルプスを眺められるバルコニー

・上下階にリビングルームが欲しい

・構造材をみせる内装

・吹抜け

・玄関とキッチン両方からアクセスのできるパントリー

・竣工後に自分でカスタマイズできる作りにしてほしい

所在:山梨県

竣工:2021年

構造:木造

規模:地上2階建て

用途:専用住宅


2021年10月8日